現場訪問

今朝は気持ちの良い午前中でした。今日は久しぶりに午前中、現場を訪問しました。外構等の工事中で、内部もそろそろ仕上げ工事に入る予定です。住宅の屋内空間と庭・駐車場の間に、庇、縁側といった半屋外空間を設けています。夏場の強い庇や豪雨等を防ぎ、涼しい空気を南側から室内に取り入れられるようになっています。現代のライフスタイルにも配慮しながら省エネ性能を満たしつつ、垂木表し、母屋、腕木等、杉板張り等、瀬戸内地域の家屋の特徴を現代風に取り入れています。住宅設計では地域性という視点も大切にしている要素の一つになっています。縁側での家族・訪れる人々とのコミュニケーションや季節の良い日は寛いだ時間を半屋外スペースで過ごせるように深い庇としています。施主様との家づくりの中でご理解いただき、何か現代人が忘れかけている瀬戸内の文化、風土を少し今回の住宅には取り入れることができているように思います。梅雨時期等の夏場の湿度の高い季節などでは大きな開口部より、風を南北に通せる設計としています。庭では家庭菜園ができるスペース等も計画中。・・・つづく。

 

 ※家づくりの相談(予約制)の方は以下のリンクのお問い合わせフォームより「住宅の設計の相談がしたいのですが。」とお問い合わせください。後ほど担当者より折り返し、ご連絡させて頂きます。

松山市 愛媛 四国 建築家

設計事務所と作る家づくり

住宅設計

松山、愛媛、四国での建築設計、デザインを行なう、建築設計事務所のアトリエ バウ – アトリエバウ-Atelier bau

外壁 outer wall ” yakisugi”

玄関 縁側付近 entrance area

マンホール sewage cover