新居浜市市民文化センター

 令和9年頃に解体、新たな市民文化センターの整備計画が予定されている現在の文化センターを訪問。日建設計が設計し、1962年に竣工したモダニズム建築。カラミ煉瓦を彷彿させる外壁のタイル、ファサードのピロティーと立体通路による横長いファサードが印象的なデザイン。活用の模索が十分されていたのか不明であるが、新しい建物に建替えられるようだ。戦後の優れた建築がどんどん解体されているのはとても残念。有識者による保存の検討など十分に行われたのだろうか。。モダニズム建築の良さを解体を進める行政には理解することが難しいらしい。岸田日出刀が設計した高知県庁は免振工事により保存されたが、同じ年に竣工した新居浜市市民文化センターも建築的には十分に保存価値があるとみうけられるが、解体されてしまう。市民・行政に建築文化は浸透できなかった、建築学科がない地方都市の文化レベルの低さの結果か、とても残念で仕方がない。

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