CLT材モックアップの見学

今日は(一社)愛媛県木材協会さんのCLT講習会で西条市のサイプレススナダヤさんの工場に。

実験中のCLTモックアップの見学と、木質構造の屋根防水の講習会でした。新素材のCLT材と建築の防水工法等の勉強会。スナダヤさんでは13mの長さ厚み9cm~13cmまでのマザーボードが生産可能。森林資源を活用した新しい建築工法(CLT材・LVS材・集成材)をメインに工場ラインが整備されています。個人的にはスパンが広い空間を設計する際は丸太を歩留まり良く使用する方が効率が良いかと思いますが、最近はCLT材(巨大なボード)を構造材として使用することもできます。国が力を入れて補助金を助成しています。現時点ではかなり高価な材料(コンクリートより高価)ですが、環境面(CO2削減という視点)でこれからコストを下げる技術が伸びてくるかと思っています。しばらくは公共事業向きな素材のように思いますが、長期的な視点でCO2削減に事務所建築等考えられている方は、自社もCLT材を使用した建築設計を取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。

モックアップの様子。この2倍の大きさが実物(最終的な)の大きさ。

構造金物の取付状況を視察。

ラミナ材(原板になる板材)が積み重なる工場内。

工場内を移動中。

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