令和6年度1級建築士2次試験製図課題発表!
先週の金曜日に今年の1級建築士の2次試験(製図試験)の課題が発表されました。
今年の課題は「大学」という抽象的なタイトルだけで、近年の傾向と同じ、具体的な建物の条件を表す副題はありませんでした。つまり、すべての考えられるパターンと規模と様々な部屋の用途や設置階、外部スペース、地形等も含めた状況をトレーニングし、本番に臨むという対応になると思います。初めて受験される方は例年通り、基本的な作図方法の習得から始まり、読み取り、エスキス、作図、記述、チェック、といった一通りの流れを理解し、2800㎡~3500㎡(高層の場合はそれ以上)の建物の設計を最終的には作図時間を短縮していくトレーニングを行っていきます。6時間30分の本番の試験時間も私の経験ではあっという間になくなってしまいます。日本の国家試験の中でも特にタフな試験の一つではないかと思っています。もちろん試験中は食事をしている暇もありません。受験生の皆様、これから2か月程度ですが、自分の時間を工夫しながら確保し、作図トレーニングやエスキス等、少しでも早く書けるようにできたら毎日数時間、仕事の後や休日等、トレーニングしていきましょう。学校だけ通ってれば合格するという甘い時代は既に40年以上前の話なので、ストイックに取組んだ人だけが合格する試験なのではないかと思っています。自分の苦手な部分を発見し克服していく、クラスメートの作図を確認しながら自分の上手くいっていないところ等を改善し、少しづつ合格という山頂に近づいていきましょう!私も生徒の皆さんの合格に少しでも貢献できればと思い、自分の経験も踏まえてアドバイスしていけたらと思っています・・・・つづく。
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