2次試験 続き 講評
昨日の仕事の後で1日目の試験結果の採点を行いました。今年の課題はある程度想定していましたが、「市庁舎」という用途上、必要な所室もある程度限られていたこともあり、受験された方は体感されたと思いますが、例年よりも難易度の低い問題でした。受験生の皆様は少し問題が簡単と思われたことで、気が緩んでしまい、逆にチェックミスされた受験生も見受けられました。多くの学生が正答が多い場合(大きな減点が少ない場合)平均の合格点が例年より高くなる可能性が大と思われますので、例年の合格点+5点~10点くらいは上の得点を想定して合格ラインを考える必要があると思います。昨日は見落としが共通して確認できたことは斜線制限の記入漏れ(隣地境界)、執行部門に倉庫を併設する条件(事務所が、1・2Fに分かれる場合は各階に設置、書庫も同様)、室名の間違い等が見受けられました。受験生の皆様は一喜一憂することなく、自身の作図したものを正確に復元し、再度、小さな減点項目の数をしっかり確認することをお薦めします。(エスキスチェックでは細かな部分は確認できませんので作図復元をお薦めします)エスキスチェックのみの方は、ある程度確認は行いますが、正確には試験結果のはがきが届く(又は建築技術普及センターのウェブサイトでの合格者番号の公表)を待って、結果を受け止めるしかないかと思われます。

※写真と文章は関係がないものを使用しています。。。
#1級建築士
#2次試験講評