住宅におけるアフォーダンスについて

 

ご縁を頂き、2年くらい前から専門学校で週1(金)の午前中のみですが、建築の授業をさせて頂いています。建築計画学の中に空間の認知・行動・習慣という分野があり、「アフォーダンス」という概念(アメリカの有名な心理学者であるJames Gibson(ジェームズ・ギブソン)が展開した概念)について教えることがあります。今日は少しその部分をご紹介させて頂きます。アフォーダンスは「行為の可能性」を意味していて、たとえば壁から突き出した棚がイスにも机にも転用可能な設計をしていれば、色々なシーンによって使い方が広がるというように、どのような環境下でどのようなことが可能かを表した物理的な資質のことを言います。建築設計以外にもプロダクトデザインやインターフェイスの領域において使われることがあります。

 今日はこのアフォーダンスをとりいれた自邸の壁のデザインを少しご紹介してみます。壁に物が引っ掛けれるようにPコン(コンクリートの型枠を止める孔)を埋めずにあえて残しています。これは洋服を掛けたり、バックを掛けたり、いろいろなニーズを壁に持たせることからあえて穴を埋めずに、セパレーター(型枠の器具)のネジを利用して、延長ナットとボルトを付けたしたものになります。自邸を建てて12年程になりますが、まだ、発見されていない使い方も含め、使用する人(住人やユーザー)が色んな可能性を引き出すかがこの壁の可能性を高めることにつながります。住宅や建築も一般的な使い方以外の要素も高められると豊かな空間が深まるのではないかと思います・・・。アフォーダンスのちょっとしたプチ投稿でした・・・つづく。

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