自然乾燥の木を使った家づくり

 数日前に約1年ぶりに久万高原町特産物加工組合(久万高原町下畑野川)に。この日は設計させて頂いている住宅の木材の格付け証明の立会。製材所がJass認定工場ではない場合、県の補助金を受ける場合に(Jassと同等の製材であることを確かめる検査)主に柱等のサイズが納品資料と同じサイズであるかどうかや材積(m3)の確認等が行われます。

写真:久万高原特産物加工組合の名智さん、(一社)愛媛県木材協会 加藤さんによる検査の様子

今回も時間を掛けて自然乾燥した材を使用予定。昨年、伐採ツアーを開催した際にお世話になった林業家の岡信一氏の森から杉・桧を納品して頂きました。小さな住宅ですが、ようやく10月に棟上げになる予定です・・つづく。

岡さんの森からの納品を示す印(年輪が細かく均等に成長した良質の杉材)

昨年の11月4日に開催した伐採ツアー(28名参加)(公社)JIA四国支部住宅委員会主催、久万高原町特産物加工組合、久万広域森林組合、岡信一氏 協力 今回の住宅の施主様にも昨年ツアー同行頂きました。

今回の住宅の使用材積

柱 86本(杉)特1等 3m(105角)2.8466m3

土台:36本(桧)特1等 2~4m(105角)1.1961m3

大引き:48本(桧)特1等 2~4m(105角)1.5140m3

梁・桁:35本(杉)特1等(化粧)3~5m(105×150~300)3.5882m3

母屋・棟木:35本(杉) 特1等 (105×150~300)1.7156m3

登り梁:5本(杉)特1等(化粧)(105×240~270)0.5766m3

火打梁:20本(杉)特1等(化粧)(90×90)0.1620m3

合計11.5991m3(28坪 小さな平屋の家)

 ※自然乾燥で作る住宅にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。木を切るところから一緒に家づくりをしています。

 

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