1級建築士試験(2次審査)

12/25(月)に1級建築士試験の2次審査(製図試験)の結果が公表されました。

合格された皆様、おめでとうございます。残念ながら不合格にだった皆様、残念な結果となり少し気持ちが沈んでいるかと思いますが、あきらめずに来年再チャレンジして頂けたらと思います。

愛媛県では合格者が28名と伺っています。(受験した方は79名)合格率は35.4%とのことです。私の教えている資格の学校の1級建築士の合格者は13名だったとのことで、愛媛で受験された方の人数を計算すると46.4%の占有率で生徒の皆様が合格されていたようです。他校と独学の方も割合は少ないですが、いると思いますので、皆さんの頑張り様が数字に表れたのではないかと思っています。全国の受験者周波10238名で合格者が3401名(日本建築技術普及センター資料より)とのことでしたので、全国の合格率は33.2%。ということで愛媛は少し全国より合格率は高かったようです。

 私も資格の学校で1級建築士の製図講師を夏の間行っていたため、受験生の皆さんの結果が心配でしたが、採点チェック時よりも、合格されてる方が増えていたので、少しは良いお手伝いができたのかなと思っています。生徒の皆様の継続的な努力や周囲の方の配慮が合格された生徒の結果となり、実を結んだのだと思っています。1k-seizu-gokakuhappyo-20231225r.pdf (jaeic.or.jp)

 来年の課題は来年7月の学科の発表で具体的に公表されますが、残念ながら不合格だった皆様は少し休養と気分転換後に、来年の為の準備を早めに行うことが、自らの合格率を高めますので、自分の不足していたと感じる部分(エスキスをまとめる力、作図の力、法規的な知識の力、図面や文字の綺麗さ等)を今年の課題を再度自宅で行ってみるなど、自分の力を少しでも休みの時間を利用して高める努力を行っていただけたらと思います。私も一度、2次試験を合格できずに、翌年2次試験を再チャレンジして合格しました。1年目の時は1次試験の後の2次試験までは時間も2か月しかなく、仕事場はCADしか使っていなかったこともあり、出書きの製図試験では結果がうまく出ずに辛い時間を過ごしました。そのようなこともあり、試験後、自分の弱いところを客観的に見つめ直して、自主練習を自宅で正月前から始めました。(翌年は製図試験まで時間があったので、自主練習で、作図能力が上がり、エスキスにも余裕を感じることができました。)参考になるかは皆様、次第かと思いますが、人事を尽くして天命を待つ という言葉があるように、合格のために何が自分ができるか、できることをコツコツと行うことが大事だと私は経験で思っています。(仕事もそうかもしれませんが、自分が何ができるかを考えることは建築士の試験以外でも大事かと思っています。)1級建築士の試験は取得後も講習を受けて法改正等の学びを続ける必要がある免許ですので、合格された方は定期講習などを数年に1度、受講することを忘れないように建築関係の団体に入会するなど、資格継続のための講習の受講も忘れずに行っていきましょう。

 愛媛県の建築士の資格を持っている人が少しでも増えるように私も少しですが、設計業務を行いながら、一方で皆様の資格取得のためのサポートが今後もできたらと思っています・・・。

 私の設計スタッフM氏も今年受験で無事に1年目で合格しました。Mさん、おめでとうございます。夏は大変だったかと思いますが、よく頑張ったと思います。ご家族への一番の恩返しになったのではと思います。皆様もいろんな出来事があったかと思いますが、良い年末年始をお過ごしください・・・。年末年始はまだ不規則ですが、今年、建築関係の団体の全国大会の建築視察研修で巡った愛知方面の建築の旅の特集「建築巡礼(旅の思い出)」の続きシリーズを久しぶりに更新したいと思っています。まだ、ご紹介していなかった建築を中心に少し歩いた場所をご案内できたらと思っています。お楽しみに・・・・つづく。

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